太陽光発電、10年後の収支を公開|本当にお得だったのか?
まずは結論から。
我が家では、2009年に太陽光発電を導入し、現在で設置から15年が経過しました。
導入したのは、SHARP製の太陽光パネル(3.3kW)。
当時の設置費用は約180万円でしたが、補助金として約20万円を受け取れたため、実質の負担額は160万円程度でした。
その後の10年間で得られた売電収入はおよそ180万円。
つまり、売電だけで約20万円のプラスになった計算です。
さらに、発電した電気を自宅で使用することで電気代の節約にもなりました。
月々約1,500円の節約と仮定すると、10年間で約18万円の節約効果があります。
これらを合わせると、導入から10年間でおおよそ40万円のプラスになったと考えています。

SHARP製太陽光パネルの導入体験 補助金・売電の話
設置したのは、SHARP製の太陽光パネル(3.3kW)で、導入費用は約180万円でした。
当時は国や自治体からの補助金もあり
およそ20万円の補助を受けられたため、実質の負担額は約160万円でした。
(※かなり前のことなので、細かい金額は少し曖昧です。)

当時は、まだ太陽光発電がそれほど一般的ではなく、「元が取れない」といった声も多く聞かれました。
しかし、新しいもの好きな私にとっては、とても魅力的な選択肢だったのです。
実際に導入してみて感じたのは、「太陽光発電は意外と儲かる」ということ。
私の場合は、かなりプラスの収支になっています。
その理由のひとつが、2009年当時の売電単価が48円/kWhで、10年間固定の契約だったこと。
この高単価のおかげで、我が家では月平均で約15,000円の売電収入がありました。
月の売電収入が平均15,000円だったので、10年間での売電総額は
約180万円になります。

売電だけじゃない!太陽光で電気代もグッとお得に
太陽光発電を設置すると、昼間に発電した電気を自宅で優先的に使用することができ、
その分、電力会社から購入する電気が減ります。これにより、電気代も安くなります。
中部電力 Eライフプランと相性がいい
さらに、私の家庭では中部電力のEライフプラン(3時間帯別電灯)を契約しています。
このプランでは、平日の昼間の電気代が高く設定されていますが、
太陽光発電と非常に相性が良いのです。
昼間に発電した電気を使うことで、
最も電気代が高い時間帯を回避することができ、電気代をさらに抑えることができます。
我が家は共働きで、子どもも平日は学校に行っているため
昼間はほとんど電力を使いません。このため、Eライフプランと太陽光発電の組み合わせで、
電気代を効率的に節約しています。

我が家の場合、仮に月に1,500円分の電気代が節約できていたとすると、10年間で約18万円の節約。
つまり、売電収入180万円+電気代の節約18万円で、合計198万円のプラスになりました。
太陽光発電 10年間の利益 まとめ
初期費用が160万円だったので、約38万円の利益が出た計算になります。
これは、あくまで「10年間の結果」ですが、かなり満足しています。
ただし、固定価格買取制度(FIT)の10年契約が終了したあと、売電価格が48円から8円へと大幅に下がりました。
この点については、また別の視点から考える必要がありそうです。
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